北烏山編集室 |
最新刊 |
『教授の家』 ウィラ・キャザー 著 加藤洋子 訳 ![]() 2026年6月25日発売 A5変型判 296頁 税抜き3200円 | 『ダロウェイ夫人』と同年に刊行されたアメリカ文学の古典、待望の新訳!
社会的な成功と今も美しい妻、幸せな結婚をした娘たち。すべてを手に入れたかに見える歴史学教授に忍び寄る、不安と孤独。 作中にはさみこまれた「トム・アウトランドの物語」は、珠玉の青春文学でもある。 20世紀前半のアメリカ文学を代表する作家が、ひっそりと苦悩する普遍的な人間の姿を、モダニズムの潮流とも共鳴する独自の手法で描きだす。長らく入手困難だった作者後期の代表作、待望の新訳。 現実の社会に幻滅を覚え、失われた理想主義に惹かれながらも未来に向かっていく姿勢は、大戦を経たモダニズム時代の人間の感覚とも読むことができるし、老いや時代の変化に戸惑いつつも、現実と折り合いをつけながら生きる普遍的な人間の姿として読むこともできるだろう。 ——新井景子/解説「二つに分かれた世界」より 装幀・宗利淳一 |
『メルヴィルと両義性の詩学——後期小説への測鉛』 西谷拓哉 著 ![]() 2026年4月1日発売 A5判 364頁 税抜き4000円 | 徹底精読に基づく アメリカ小説研究の金字塔
アメリカ文学最大の作家ハーマン・メルヴィル(1819–1891)。『白鯨』(1851年)以降の後期小説を精読し、黒でもなく白でもなく、あるいは白でもあり黒でもある両義性・曖昧性に満ちたテクストの「深み」へ測鉛を下ろす。作品の「わけのわからなさ」にもかかわらず、いや、それゆえにこそ多くの読者を強力に魅惑するメルヴィルの小説の現代性を「複雑さは複雑さのままに」読み解く。主に取り上げた作品――『白鯨』『ピエール』『イズリアル・ポッター』『信用詐欺師』『ビリー・バッド』「バートルビー」「ベニート・セレーノ」「コケコッコー」「エンカンタダス」「私と私の煙突」「林檎材のテーブル」。
著者は神戸大学教授(2025年度末まで)。現在、日本アメリカ文学会会長。
装釘:宗利淳一
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『歓楽の家』 イーディス・ウォートン 著 加藤洋子 訳 ![]() 2025年6月12日発売 A5変型判 480頁 税抜き3600円 | 20世紀アメリカ文学の古典にしてベストセラー小説!
20世紀初頭のニューヨーク。裕福な家庭で育った美貌の娘リリー・バートは、父の破産後もなお、華やかな社交界で生き抜くために、良縁を求めて悪戦苦闘する。耳に痛いことも言ってくれる友人の男性セルデンに心惹かれながらも、彼との結婚は考えられない。上流階級にひそむ悪意と嫉妬、運命のいたずらによって、リリーの人生は少しずつ、転落へと向かってゆく。『無垢の時代』『イーサン・フロム』など近年新訳の出版が相次いでいるイーディス・ウォートンの出世作、待望の新訳。 装釘:宗利淳一
★登場人物が多めなので、全冊に登場人物一覧を記した「特製しおり」が入っています!
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新刊 |
『リーディング・リスト』 レスリー・シモタカハラ 著 加藤洋子 訳 ![]() 2024年5月21日発売 A5変型判 336頁 税抜き2800円 | 自伝小説(オートフィクション) × 文学ブックガイド
日系カナダ人4世の著者の手による自伝小説(オートフィクション)。本書の著者であり主人公でもあるレスリー・シモタカハラは、名門ブラウン大学で文学博士号を取得、カナダの田舎の大学で文学を講じている。だが、学生から〈史上最悪の教授〉と揶揄され、転職も恋愛も失敗、精神的にひどく追いつめられてトロントの実家へ帰郷。定年退職した父のために作った「リーディングリスト」=読むべき本リストに添って、日系カナダ人としての両親や祖父母の人生をたどり、自分自身の生と死を見つめる日々を送ることになる。
装釘 宗利淳一
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本編集室第1弾! 12月5日発売 |
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